= Don Henleyのレア・トラック =


 彼が、ソロ活動を始めた時期は、おりしも12”シングルが流行っていた頃でした。その為、ダンスリミックスなどを含めればかなり存在することになります。


1) All She Wants to do is Dance

 この曲が一番LPと別バージョンが多くなっています。特筆なのは7”シングルに収められたテイクで、LPバージョンとは別のテイクと思います。5秒目あたりに“ウッ”という掛け声(Henleyの声ではない)が入っていて、細部を聴くと全く違うテイクだということが分かります。曲の長さはほぼ同じです。いろいろチェックしましたが、CDでは存在しないようです。それと日本盤でも12”シングルが存在します。但し、12”シングルの場合はLPと同じテイクにいろいろ被せてあるだけで、ボーカルトラックが同じですから、果たしてそれが貴重であるかは個人の判断です。

*UK盤「Boys of Summer」のc/wに同曲と「Sometimes love ain’t enough」が有りますが、LPと同じテイクです。


2) Sunset Grillライブバージョン

 これは「New York Minute」のシングルCD等に収められていて、スタジオライブの為、歓声は全く有りません。Sunset Grill は12”シングルも存在しますので、多分それにも同じものが収録されていたかもしれません。このテイクは女性のコーラス部分が気持ち分アクセントに変な感じがします、私だけかもしれませんが。


3) The Heart of the Matterアコースティックバージョン

 Recorded at the Late Night Studios Hollywood, 1/9/89 for Westwood One

 Jimmyさんに教えていただき、プロモシングルを入手したのですが、それにはLPバージョンのほかにACバージョン(アコースティック・バージョン)とEDITバージョンが収録されていました。この中のACバージョンは単なる寸詰めバージョンに過ぎず、逆にEDITバージョンは寸詰して頭に電子オルガンのような楽器を被せて、頭だけゴージャスバージョンになっていました。それ以外の3曲の違いは、フェイドアウトの位置が違うだけです。プロモ盤なんで、あとで表示を入れ替えた可能性もあります。「New York Minute」のUKあたりのシングルCDに収録されているそうです。


4) Johnny Can’t Read

 フランス語とスペイン語バージョン(ビニールレコード)が存在します。特にスペイン語バージョンは高値で取引されているようです。フランス語もレアです。どちらもUS$10程度で見つけたら買ってもいいかもしれません。但し、EAGLESファンのコレクターズアイテム、「Take it Easy/Get You in the Mood」の外盤シングル好状態が、探せばUS$4前後で買えますから、個人の価値観次第です。



 ラジオ放送用に短く編集されたバージョン(EDITバージョン)を含めれば、Garden of Allahとかもありますが、それをレア・テイクと言う気にはなれないので、外してあります。勿論、私の言うレア・テイクとは公式盤です。

 他にも情報を入手しましたら、随時お教え致します。




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