TEQUILA CIRCUIT NEWS


2002年6月7日

イーグルス サマーツアー 2002 レポート

 イーグルスの7年ぶりの北米ツアーの日程が正式に発表されて早2ヶ月。それ以来、僕の頭の何処かで、いつも新しいツアーを想像して、期待する毎日が続いていました。北米ツアーと言っても、残念なことに、主要都市は全く寄らず、小さな田舎町を32箇所回るというスケジュールに最初はとても驚きました。

 イーグルスのメンバーのインタビューによりますと、2001年から3年間かけて、彼らの計画するプロジェクトを進行しているとの事です。

1. 2001年には、大盛況に終えたヨーロッパツアー。
2. 2002年には、北米サマーツアー2002。
3. 2002年秋 〜 03年春には、ニューアルバムの発表!
4. アルバム発表後、2003年には、ワールドツアーを行なうとの予定。

 今回の北米サマーツアー2002では、スタジオにコモリッキリでニューアルバムの製作をしているメンバーのストレスをリフレッシュするという目的で計画されたそうです。
 イーグルスのメンバーは、今回のツアーで回る32ヶ所の町を選んだ理由に、94&95年のヘルフリーゼズオバーのツアーでは、回りきれ無かった所をカバーするという事と、大都市に住んでいる人は、良いコンサートを見慣れているが、郊外に住むファンは、比較的大規模なコンサートを見るチャンスが少ないので、イーグルスがツアーする事によって、郊外のファンも感動させたい。同時に郊外のファンは、コンサート慣れしていないので、逆に、イーグルスのメンバー側も、オーディエンスから新鮮なエネルギーを得て、ニューアルバムの製作の励みにしたいと述べていました。

 僕にとっては、どんな理由であれ、イーグルスが健在で活動している事が、一番望ましく嬉しい事です。

 ツアーの日程が発表された当初、僕は謙虚に何処か1箇所の公演に行ければ良いと思い、6/15 ワシントン州で行なわれる公演のチケットを購入したのですが、後に、イーグルスの3年計画の話を聞き、彼らの年を考えると、その3年計画が終わる頃には、60歳の1歩手前!今後、この様な大きなツアーをこなす事が出来るのか?という疑問を持ち、それではと、もう一つ見に行く日程を増やしてしまいました。



 前置きがとても長くなってしまいましたが、今回私達が、見に行ってきたコンサートは、イーグルス北米サマーツアー2002の記念すべき初日、5/31にネバダ州リノでの公演です。その様子をレポートしたいと思います。

 ネバダ州リノは、我が家の在るサンディエゴからは、片道1400キロ位の道のりなので、時間的にも余裕が無いという事で、今回は、車での旅を断念し、飛行機でリノに向かう事に決めました。
 5月31日当日、私は、朝2時間程で仕事を済ませ、午後一の便で、サンディエゴ空港からサンフランシスコ経由で、リノに向かいました。

 途中機内のオーディオプログラム(ユナイッテッド航空)には、なんとDAVID CROSBYとTIMOTHY B SCHMITの特集が組まれいて、それぞれのインタビューも含まれた興味在るプログラムが在ったのですが、残念な事に私達の航路では、聴く事が出来ず、スチュワーデスさんに、そのCDを購入出来るか聞いたところ、こちらも無理と少し残念!

 リノの空港に着いたのは、pm5:00( イーグルスのライブ迄3時間! )。ネバダ州第二のカジノの町として(第1はラスベガス)知られるリノは、ラスベガスからは想像も付かないような規模の小ささに驚きました。熱海や鬼怒川温泉を思わせる小規模な町に、カジノホテルが立ち並んでいるっと言ったら良いのでしょうか、とにかく想像していた華やかなカジノから打って変わっての場末です。

 この小さなカジノの町に、イーグルスが来るということは、リノの観光業にも大きな事のようで、幸運にも隣のホテルから無料の送迎バスが出ていることをしり、そのバスを使い、コンサート会場に着いたのは、PM6:45( 開演まで後少し! )



 イーグルスの7年ぶりの北米ツアーの初日を飾った会場は、ネバダ州立大学リノ校のキャンバス内に在るLawler Events Centerという小規模アリーナです。武道館より少し大きめで、おそらく11,000人程度のキャパだと思われます。

 今回のツアーのステージのセットは、ヘルフリーゼズオバーのツアーの様な装飾は一切使われず至ってシンプルです。
 ステージ向かって左後ろから順に、黒のグランドピアノ、パーカッション、ドラムセットそして一番右端に管楽器隊エリアが高台に設けられています。
 ステージ手前向かって右端から、I CAN'T TELL YOU WHYのプロモでグレンが弾いていた据え置き型のキーボード、マイクスタンド4本、そして管楽器隊の手前には、チョットした高台の上にI CAN'T TELL YOU WHYのプロモでジョーが弾いていた据え置き型キーボードがドラム側に向いて一台、そしてその横に観客側を向いているDX7が一台置いてあります。

 会場の明かりが消えたのは、開演予定時間を20分過ぎたPM8:20。SE等は何もかからず観客の声援の中、ツアーメンバーが比較的ゆっくりと所定の位置に着きます。数分後向かって右裾から、TIMOTHY(以下TS)、GLENN (GF)、DON(DH)、JOE (JW)とステージにあがります。

 メンバー4人は、一人ずつマイクを持ち、TS、GF、JW共にそれぞれの楽器を背中に掛けた状態でステージ中央に集まりSEVEN BRIDGES ROADでショーが始まりました。

 いつも思う事ですが、4人だけのコーラスとは思えない程のハーモニーで観客を魅了!私としては、この曲は1曲目ではなく、ショーの中盤に演奏してくれたほうが、嬉しいのですが...やはりホテルカリフォルニアのオープニングの方が盛り上がる気がします。

 1曲目が終わると、直ぐLONG RUNと続きます。DHはドラムを叩かずフロントでマイクを持ってでの演奏!ですが、喉の調子が良くなく、声に張りがありません。

 演奏された曲目は最後に紹介致しますが、SET 1の内容は、音に関しては、基本的にアルバムを忠実に演奏していた印象が大きかったです。
 途中BOYS OF SUMMERの演奏中、GFのギターの調子が悪くGFはステージ左端に下がり、ギターを直ぐに交換したのですが、問題が解決せず、最後はギターをクルーに返し左端で手拍子を打つというハプニング。

 続いてグレンはグランドピアノに座り、「次の曲は、RANDY MEISNERと書いた曲で、僕の最初の奥さんがいつもしていた事です。」と冗談を交えて、TAKE IT TO THE LIMITと続きます。この時、DHはアコギ、JWはキーボード、SS(SUTUART SMITH)はアコギ。

 BEST OF MY LOVEでは、DHはアコギを弾きながらの熱唱。この辺から、DHの喉の調子も良くなりイーグルスらしさが出てきます。

 SET 2の印象は、ソロの曲が中心に演奏されていた点ですが、去年のダラスの演奏との大きな違いは、JWの活躍がとても目立っていた点です。
 以前から、イーグルスのコンサートでの、JWへの観客からの声援は、JWの活躍を問わず、DHやGFへの声援を超える気がしていましたが、この日のJWは、殆どの曲でリードを取り、オリジナルのギターソロよりもかなり長めにソロをこなしていた所です。

 特に驚かされたギターソロはDIRTY LAUNDRYとALL SHE WANTS TO DO IS DANCEの時です。今までは、DON FELDERやSUTUART SMITHが弾いていたパートをJWがこなし、尚且つJWのオリジナリティーが十二分に味わえた気がします。
(特にJWの音作りと、リズム感はピカイチでした。)

 私は、イーグルスのライブでは、いつも聴けないイーグルスの曲だけを期待して聴きたかったのですが、この日は、それぞれのソロの曲をイーグルスとして、演奏する意味が少し分かったような気がしました。それぞれのソロのメンバーでは、出しきれないコーラスの実力など、イーグルスマジックを感じさせる、奇跡に近い演奏力をそれぞれのソロの曲で発揮していた様に感じました。

 ツアーメンバーのSUTUART SMITHに対しても、イーグルスの曲に参加しているときは、正直安心して彼のギターを聴いていられないという感じで、DON FELDERの存在と実力が大きかった事をいつも感じてしまいますが、ソロの曲に参加している時の方が、SSらしさが逆に出て面白かったかもしれません。
 おそらくSSのギターの音作りが、余りにも固いというか、攻撃的な音に感じてしまうからかも知れません。

 ホテルカリフォルニアでは、JWは、プロモと同じサンバーストのテレキャスを使い、SSは、今回初めてパールホワイトのフェンダーではない、白のストラトの様なダブルネックを使用!スタンダードなギターを殆ど使用しないSSですが、このダブルネックも12弦のネックが下側、6弦のネックが上側と、スタンダードなスタイルと異なります。ホテルカリフォルニアのソロでは、又もピッキングハーモニクスを使っていたのには、驚きました。

 アンコール3回目、TAKE IT EASYが終わると、DHがステージ中央に立ち、「明日6/1は何の日か分かりますか?明日でイーグルスのファーストアルバムが発売されて丁度30周年になります。30年間のファンのサポート本当に感謝致します。次に演奏する曲は、グレンと1973年に二人で書いた曲です。今日演奏する30曲目どうぞ楽しんで帰ってください。」とコメントを残しDESPERADO !

 あっという間の3時間が過ぎ、時計を見るとPM11:35。遠くまで来ても疲れを感じさせないほど楽しませてもらいました。
 気になるニューアルバムに対してのコメントは一切在りませんでしたが、今後のイーグルスの動きが気になります。


(基本的にギャンブルが好きでない私ですが、次の日は、スロットとルーレットで$300.-程勝ちラッキー! カジノがイーグルスのチケットを買ってくれました!)



以下、5/31に演奏された曲目です。
*印は、DHがドラムを叩いていた曲
**印は、DHがパーカッションを担当していた曲です。

SET 1
 1. SEVEN BRIDGES ROAD
 2. LONG RUN
 3. NEW KID IN TOWN * 
 4. WASTED TIME
 5. WASTED TIME ( REPRISE )
 6. PEACEFUL EASY FEELING *
 7. PRETY MAIDS ALL IN ROW *
 8. LOVE WILL KEEP US ALIVE
 9. BOYS OF SUMMER
10. TAKE IT TO THE LIMIT
11. BEST OF MY LOVE
12. ALREADY GONE *
13. IN THE CITY **
14. ONE OF THESE NIGHT *
SET 2
15. WHICHY WOMAN *
16. LYIN' EYES *
17. I CAN'T TELL YOU WHY *
18. WALK AWAY *
19. SILENT
20. TEQUILA SUNRISE
21. SUNSET GRILL
22. YOU BELONG TO THE CITY *
23. LIFE'S BEEN GOOD *
24. DIRTY LAUNDRY
25. BLUES INTRO 〜 FUNK # 49 *
26. HEARTACHE TONIGHT *
27. LIFE IN THE FAST LANE *
ENCORE 1
28. TRUNPET INTRO 〜 HOTEL CALIFORNIA *

ENCORE 2
29. ROCKY MOUNTAIN WAY *
30. ALL SHE WANTS TO DO IS DANCE

ENCORE 3
31. TAKE IT EASY *
32. DESPERADO
 -  20分休憩 -
 

2002年4月24日

DON HENLEY ライブレポート

 チケットが発売された当初、距離的にもかなり離れているので、本当は見逃そうと思っていたコンサートでしたが、先日、BBSにコロンさんから追加されたINSIDE JOB TOURに関する投稿をいただき、押さえていた自分の欲望が一期に解除され、2ヶ月程前にチケットを購入してしまいました。

 今回、私達が見に行った公演は、4/19 (金) アリゾナ州ツーソンという小さな町で行なわれた、DON HENLEY INSIDE JOB TOUR最終日です。去年の3月27日に、私達も見に行きましたが、ロスで行われた公演が当時INSIDE JOB TOURの最終日と言っていたはずですが?

 そしてアリゾナ州ツーソンは、我が家の在るサンディエゴから片道720キロ、往復1440キロという道のりでしたが、ドン先生を見れるのであればと、またまた4/19は会社を休み、当日早朝、沢山のウエストコーストロックのCDを車に積んで、家内と二人で旅に出ました。

 アリゾナ州に行くのは、昨年の1月17日にフェニックスで行なわれた、GLENN FREYのソロコンサートを見に行った以来なので約1年半ぶりです。サンディエゴからの道のりは、8番という高速をひたすら東に(イーグルスのファーストのジャケットの様な無数のサボテンの在る景色)行くのですが、この高速道路は、余り大きな主要都市を通らない為か、需要も少なく他の車とも殆ど出くわすことが在りません!
 車に付いているドライブクルーズ(アクセルを踏まずに速度を一定に調節出来る装置)を140キロに設定して、なんと1時間20分もブレーキを踏まず走行する事が出来たくらいの田舎道、砂漠でした。
 そんな荒野をドライブするには、やっぱり初期イーグルスのカントリーサウンドやジャクソン ブラウン、ポコなどをBGMに、快適な旅を続けました。最近BBSで話題になっているLONG MAY YOU RUNも、もちろんぴったりなので聴いて行きました。( LONG MUST WE RUN という感じでしたが!? )

 運転所要時間約5時間半、目的地ツーソンに着いたのは午後3時。先ずは、コンサートが行なわれる会場の場所を事前に確認し、ホテルを探し、チェックインしました。食事を済ませ、再び会場に戻ってきたのは、開演30分前のPM7:30。コンサート会場は、ツーソン市街から南に約20キロ離れた、荒野の中にポツンと建つカジノの一角に在る野外会場(キャパ3000人位)でした。

 私達の席は、ステージ向かって中央より少し右側の6列目。肉眼で良く見える位置です。開演予定時間PM8:00、定刻どおり会場の明かりが消え、最初に前座として女性シンガー、一人での弾き語りが約30分行なわれました。

 再び会場の明かりが消え、ドンのステージの幕が上げられたのはPM8:45。最初にツアーメンバーが所定の位置に着きました。メンバーの顔ぶれはほぼDVD LIVE INSIDE JOBと同じですが、若い右のギターが抜け、代わりにイーグルスのツアーメンバーSUTUART SMITH (以下SS) が加わっています。たまたま私達の席の目の前が彼の所定位置だったので、よく観察する事が出来ました。やっぱりターミネーター2のシュワちゃんを追いまわす警官にそっくりです。



 前置きが長くなってしまいましたが、コンサートの内容を簡単ですが説明させていただきます。演奏された曲目は最後に記載致します。

 今回のステージセットには、DVDのステージで使われていたような装飾は全く用いられず、ステージ後ろに、ワインレッド色をしたカーテンが一面にたらされているという、本当にシンプルなセットでした。

 オープニングは、「DARTY LAUNDRY」で幕を開けました。イントロはDVDと同じで、長めのイントロが始まると、白のテレキャスを低めに下げたDON HENLEY(以下DH)が右の裾から現れました。

 3曲目までは、MC無しで演奏は続きます。3曲目が終わると、よくある地元を誉めた話題に入り、「ニューアルバムから、いやもう2年前の作品だから新しくないけど、タイトル曲INSIDE JOB」というような紹介コメントが入り4曲目へ突入します。(個人的には、どうしてDHがこんな曲を作って唄うのか、未だに理解出来ません!)

 そして再び名曲の数々が披露されましたが、特に嬉しかった曲は、6曲目に演奏された初期の名曲、「YOU ARE NOT DRINKING ENOUGH」! アルバムの出来よりも数段上のように感じました。

 今回は、管楽器隊が欠席の為、「NEW YORK MINITE」のトランペットは、シンセサイザーで処理されていたのが少し残念です。

 「THE HEART OF MATTER」は、アコースティックバージョンではなく、アルバムバージョンで、SS は12弦エレキを弾いていました。

 「パーカッション + ドラムソロ (5分間)」〜「ALL SHE WANTS TO DO IN DANCE」と続きます。この時点で場内は、かなりの盛り上がりとなりますが、早くもアンコールとなってしまいます。

 アンコールからは、観客総立ち状態が続き、少し見にくくなってしまいましたが、またまた名曲の数々!

 以前と比べると比較的少なめですが、イーグルスの曲も4曲演奏されましたので、SSへのコメントも含め説明させていただきます。

 先ず最初にイーグルスの曲が演奏されたのは、コンサート中盤10曲目の「LIFE IN THE FAST LANE」です。SS は、DON FELDERのパート (イントロ部の高音でのハモリ等)を弾いていましたが、音作り+ニュアンス共に良くありません! 最後のイントロの絡みではミス!

 それに対し相方(名前は不明ですが、DHいわく旧友)は、かなりイーグルス風忠実なコピーと音作りとなっていました。この場合、JWのパート(カッティング部分も○)。

 2曲目に演奏されたイーグルスの曲は、アンコール1での「WASTED TIME」。この曲は、基本的にギターの目立つ曲では無いのでSSへのコメントは在りません。( SSアコギ )
 DHの歌唱力はピカイチです。彼の魅力が十分この曲に出ています。

 他イーグルスの2曲は、このコンサートを締めくくるアンコール2で演奏されました。

 この時点で、最前列にいた警備員はステージ前のロープを開放し、観客をステージ近くに来て良いとの合図をしているので、私達もDHの目の前、ステージに手が届く位置まで動きます。

 最初に「HOTEL CALIFORNIA」。今回はDVDの南国バージョンではなく(良かった!)、普通のバージョンで披露されました。SSはDFのパートを再び担当致します。しかし、6弦エレキで全て弾き上げている為、イントロにはかなりの無理が目立ちます。
 最後のギターソロでは、ピッキングハーモニックスを使うなど信じられない技に走ります。(DHは、WCRでは無い!と感じました!)

 そして、最後は、「DESPERADO」でこのツーソン公演の幕を閉じます。

 DHは、「HOTEL CALIFORNIA」「DESPERADO」共に、絶好調でした。


 最後にDHは、「イーグルス時代からの、30年間に及ぶファンのサポートを本当に感謝しています。夏のイーグルスツアーで又会いましょう!!!」とコメントを残しPM10:45ステージから去って行きました。

 やはりDHの 声 + 歌唱力 は、最高です。この日は、いつも以上に安定した音程が保たれた2時間に渡るコンサートで、私達を含むツーソンのファンを完全に魅了しました。


1. DARTY LAUNDRY
 2. EVERYTHING IS DIFFERENT
 3. SUNSET GRILL
 4. INSIDE JOB
 5. LAST WARTHLESS EVENING
 6. YOU ARE NOT DRINKING ENOUGH
 7. NEW YORK MINITE
 8. MY THANKS GINVING
 9. THE BOYS OF SUMMER
10. LIFE IN THE FAST LANE
11. THE HEART OF MATTER
12. パ−カッション + ドラムソロ
13. ALL SHE WANTS TO DO IN DANCE
ENCORE 1
14. I WILL NOT GO QUIETLY
15. TAKING YOU HOME
16. WASTED TIME
17. END OF INOSENCE
ENCORE 2
18. HOTEL CALIFORNIA
19. DESPERADO
 

2002年4月2日

CSN&Y TOUR OF AMERICA サンディエゴ公演レポート


 3/27にCSN&Yのサンディエゴ公演を見に行く為、私は仕事を5時キッカリに終わらせ!? 早々帰宅しました。

 仕事帰りの車中のラジオでは、今晩のCSN&Yの公演についての話題が流れています。

 DJいわく、過去32年間でCSN&Yとしてのツアーは4度目とのこと!絶対に見逃さないで下さいと興奮しています。さらにDJは、普通の大物のコンサートのリハは全てクルー任せで、メンバーは開演直前に会場入りするのが普通だそうですが、CSN&Yは違います!

 4時過ぎから本人達によるサウンドチェックを済ませ、数曲のリハを現在行なっているとのこと!DJのコメントが終わると、会場で行なわれている現在のリハの模様が一部生で放送され、ラジオの向こうでは、ニールが「DOWN BY THE RIVER」をリハってます。 だんだん今晩CSN&Yの公演に行く実感がわいて来ました。



 場所は、サンディエゴ市外に在る、スポーツアリーナという武道館の約1.5倍位のキャパの会場で行われました。私達が会場に着いたのは、PM7:40頃で、会場内は、すでに40代以上の方を中心に、若者も少々... ほぼ満席状態でした。(そして私達は、いつも最年少!?)

 私達の席は、ステージ向かって右側のアリーナ真横に仮設されたスタンドの7列目。双眼鏡を使わなくても十分良く見える条件です。(ステージまで10メートル位)

 ステージ上の手前には4本のマイクスタンドが置かれ、中央後ろにはドラムセット、少し右後ろに、年季の入ったパイプオルガン。ステージ右の手前にアップライトピアノ。比較的シンプルなレイアウトのステージ中央後ろには、色々な色をした小さな張り紙のようなものが沢山貼られている大きなスクリーンが在ります。(照明効果で色が変る仕掛け)

 それからステージ両サイド後ろには南国チックなヤシの木のようなものが数本生えていて、右側には、トーテンポールのようなモノが数本置いてあります。向かって右の裾(私達の席の右斜め下)には、約40本程のギターが置かれています。双眼鏡を使い機材を眺めているうちに、あっという間に開演予定時間のPM8:00も過ぎ、会場内の電気が消えたのは、8:10過ぎでした。



 先ずは、ツアーメンバー( DRUM / BASS / PIANO )がステージにあがり、続いてCSN&Yの登場です。ステージ向かって左から、NASH (以下N) STILLS (以下S) YOUNG (以下Y) CROSBY (以下C)の順で配置に着きました。

 彼らの服装は、Nは、黒のシャツ(水色のドット入り)に黒のジーンズ、そしてなんと裸足!Sは、白と青のアロハシャツにジーンズ、Yは、黒字のT-シャツに黒のジーンズ、足元はブーツそして麦わらのカウボーイハット、Cは、ネルシャツにジーンズ。

 オープニングは「CARRY ON」で幕を開けました。演奏が始まると、CSNは比較的落ち着いた動きで演奏を続けていましたが、Yは、前後に体全体を動かしリズムを取っています。なんとも言えない独特の動きす。私の文章からですと、一人だけ浮いている様に思われてしまいますが、他との違う雰囲気が、バンドに妙にフィットしています。

 そして私は、Yの独特な世界を初めて目の当たりにし、大きなショック(良い意味)と感動が一度にこみ上げてきました。

 レコードで聴く限り、CSNだけの方が、安定したサウンドの様に感じていた私でしたが、Yが参加することにより、何か他の輝きがバンドにプラスされたような感じを受けました。CSNも、それぞれの違った個性が上手く調和されています。さすが長年連れそった仲間同士という感じで息投合。(少しSのコーラスのズレが目立ちましたが)

 やはり、ベテランおじさんバンドはカッコ良すぎです。Y一つの動きをとっても、若者のプロが同じカッコをして同じ動きをしても、同じ感動は与えられないような気がします。30年以上のロックンローラー人生が作り上げた凄まじいオーラを感じます!おそらく、今まで私が見てきたプロミュージシャンの中で、50を超えていても本当のロック魂を持ちつづけている人は、NEIL YOUNGだけのような気がしました。



 セット1の内容を簡単ですが説明させていただきます。YとSの新曲を含む曲目で、約1時間半に及びました。「FEED THE PEOPLE」では、S&Yのみでの演奏。「I USED TO BE A KING」では、Nがピアノ、Cがコーラスのみでの演奏。「DOWN BY THE RIVER」& 「CINAMON GIRL」はYのアルバムバージョンで、途中Y&Sのギタージャムも入り10分を超えるロングバージョン。「ALMOST CUT MY HAIR」では、Cの名声への声援が目立ちました。

 20分の休憩後、「HELPLESSLY HOPING」から「OUR HOUSE」と続き、落ち着いた演奏に息の合ったハーモニーで幕を再び開けました。セット2の前半はステージ中央に椅子が用意され、昔流行ったアンプラグドを思わせる様な状態で進行されました。「OLD MAN」では、Yも始めて黒のアコギに持ち替えてハーモニカも担当、バックにはバンジョも入り、かなりアルバムに近いアレンジ。

 「GUINNEVERE」では、C&Nのみでの演奏。「SUITE: JUDY BLUE EYES」はCSNのみでの演奏。2個目の山場が終わると、途中Sの5分程のアコギソロに入り、「SUITE: JUDY BLUE EYES」三個目の山場へ戻り、最後の ♪ DU LU LU LU... ♪では、会場中が熱唱!

 「7TH INNING STRETCH」は、バンドのおふざけ休憩のようなものです。ステージ向かって両側の上に用意されたモニターから、不気味な女の人の演説ビデオが流れ、ステージではCが葉巻をくわえ、モクモク煙を出して歩き回るという、未だに謎な3分間。

 セット2の最後では、セットを締めくくるのに相応しいノリノリのナンバー「ROCKIN' IN THE FREE WORLD」が演奏され、会場総立での熱唱で終わりました。

 アンコールでは、Y&S共に、仲良く御揃いの白のグレッチギターを抱えての登場。C&Nはアコギを持っての「LONG YOU MAY RUN」。サンディエゴ公演最後の曲を飾ったのは、名曲「TEACH YOUR CHILDREN」で幕を閉じました。



 時計を見ると既に11:45。休憩時間を抜いても3時間10分のライブが終わりました。30年以上のキャリアを持つバンドですが、ある意味、とても新鮮な気持ちを味合わせてくれたバンド、公演でした。

 CROSBY STILLS NASH & YOUNGという感じより、NEIL YOUNG & CROSBY STILLS NASH BANDと少し感じたのは私だけでしょうか?


 セットリストは以下の通りです。ニールの新曲は、4/9発売予定のNEW ALBUM " ARE YOU PASSIONATE ? "からの選曲です。ニールの公式サイトでアルバム全て聴く事が可能です。


 SET 1
  1. CARRY ON/QUESTIONS
  2. MILITARY MADNESS
  3. GOIN' HOME      ( ニールの新曲 )
  4. WOODEN SHIPS
  4. FEED THE PEOPLE   ( スティーブンの新曲 )
  5. YOU'RE MY GIRL   ( ニールの新曲 ) 
  6. I USED TO BE A KING
  7. DOWN BY THE RIVER
  8. 49 BYE-BYES
  9. ALMOST CUT MY HAIR
 10. CINNAMON GIRL
20分の休憩
 SET 2
 11. HELPLESSLY HOPING
 12. OUR HOUSE
 13. OLD MAN
 14. GUINNEVERE
 15. THE LEE SHORE
 16. HARVEST MOON
 17. OLD MAN TROUBLE
 18. HALF YOUR ANGELS
 19. SUITE: JUDY BLUE EYES 〜 STILLS GUITER SOLO 〜 SUITE: JUDY BLUE EYES
 20. 7TH INNING STRETCHのビデオが流れる
 21. LET'S ROLL     ( ニールの新曲 )
 22. LONG TIME GONE
 23. TWO OLD FRIENDS  ( ニールの新曲 )
 24. WOODSTOCK
 25. ROCKIN' IN THE FREE WORLD
 ENCORE
 26. LONG MAY YOU RUN
 27. TEACH YOUR CHILDREN


2002年3月1日

EAGLES ライブレポート

 2/26 ARTIST RIGHTS コンサートを見に、ロスアンゼルスまで行ってきました。

 本当は、イケナイ事ですが、また当日&翌日半日ずつ仕事を休んでしまいました。もちろんお目当てはイーグルスでしたが、あまりの豪華な顔ぶれを一晩で見ることが出来、未だ興奮が止まりません。

 コンサートが行われた会場は、ロスアンゼルス空港(LAX) から車でわずか10分程の所に在る、THE FORUMというアリーナでした。アリーナといいましても、1万5千人位のキャパなので、とても良く見ることが出来ました。


 開演予定時間はPM7:30でしたが、15分遅れてこのコンサートの企画者DON HENLEYの登場です。5分程の挨拶。最後に、「今晩は、深夜を越える音楽尽くしの夜になるので楽しみにしていてください。」とのコメント!観客からものすごい声援が巻き起こります。

 その後、DONからSHERYL CROWが紹介されました。

 薄茶の皮のスエードのコート(インディアン調の柄)にブルージーンズの上から薄茶の皮のスエードのチャップスをまとい、細身の体に大きく見えるアコギ(トレードマーク)を抱えての登場です。

 5曲、20分程のリストの途中では、DEXIE CHICSのボーカルが登場するなど、最初のステージから観客は興奮状態でした。


 25分程のセットの組換えの後、なっ、なんとJOHN FOGERTY( C.C.R. のVOCAL/GUITER )の登場です!予定には無い驚きです。バックバンドはドラム以外は全てCCRのメンバーでは在りませんでしたが、CCRの名曲の数々!30分程のセットは、観客総立ち状態でした。思わぬところで、CCRを見れるとは思って居らず、僕自身もかなりの興奮状態でした!


JOHN FOGERTY SET LIST
 1. BORN ON THE BAYOU
 2. BAD MOON RISING
 3. HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN
 4. COMMOTION
 5. WHO'LL STOP THE RAIN



 20分程のセットの組替えの後、今度は、TOM HANKSの登場です! この音楽イベントと、どういう関わりが在るのかは分かりませんが、5分程のトークの後、今度はSTEVIE NICKSが紹介され登場です。個人的には、余り好きでは無いのでコメントは控えさせていただきますが、40分程のセットの中で、次々とゲストの登場! 先ずは、DON HENLEYの登場で、BELLA DONNAをデュエット(DONの歌唱力は凄い!)、続いて驚きのゲストTOM PETTY、ギターとコーラスで登場!続いてSHERYL CROW、ギターとコーラスで登場!又々TOM PETTYの登場と驚きの連続で幕を閉じました。

 STEVIE NICKSは、70年代の細身なイメージは全く無く、かなり老けて、太ったと思います。彼女の音楽の曲調と、現在の彼女のルックスが余りにもミスマッチに感じたのは、僕だけだったのでしょうか?


 20分程のセットの組替え、今度は、ステージの中心にグランドピアノが置かれて、BILLY JOELの登場です! 現在、ELTON JOHNと一緒に、FACE TO FACE全米ツアー中ですが、ELTON JOHNは現れず、単独でのセットとなりました。

 BILLY JOELは、本当に太りました!腰周りは、小さめな力士位在ったので、驚きです。40分間という短いセットは、あっという間に終わってしまいましたが、やっぱりBILLY JOELはカッコ良かったです。70年代のような尖ったイメージは全く無くなり、むしろユーモアのあるおじさんという感じでした。


BILLY JOEL SET LIST
 1. 不明
 2. MOVIN' OUT
 3. NEW YORK STATE OF MINE
 4. ONLY THE GOOD DIE YOUNG
 5. MY LIFE
 6. THIS IS THE TIME
 7. YOU MAY BE RIGHT




 20分程のセットの組替え、時計がPM11:45を回った時です、会場の明かりは消え観客の熱狂は、頂点に達しています。遂にイーグルスの登場です。初期のイーグルスの公演では、「WE ARE THE EAGLES FROM LOS ANGELES」というGLENNの声でライブの幕を開けていましたが、今晩はその彼らのホームベース ロスでの公演ともあり、私自身の興奮が押さえきれません。(もちろんロスで、イーグルスを見るのは、初めてです。 )

 先ずは、バックのメンバーが定置につくと、順に、TIMOTHY GLENN DON JOEと向かって右の裾から出てきました。4人はステージ中央に並んで立ち、一人ずつマイクを持っています。

 オープニングはアカペラでSEVEN BRIDGES ROADで幕を開けました。イーグルスの綺麗なハーモニーが始まると会場は静まりかえり、観客の熱狂は感動に変りました。途中からSTUART SMITHもアコギで加わりました。

 イーグルスは、本当にカッコイイバンドです。メンバー4人のコンディション絶好調!前回ダラス公演では、ドンの喉の不調が目立ちましたが、今回は文句無しの演奏です。

 気になるツアーメンバー(LEAD GUITER) STUART SMITHですが、ターミネイター2に出てくる、シュワちゃんのことを追いまわす、ポリスにそっくりです!?

 I CAN'T TELL YOU WHYのギターソロでは、かなりFELDER先生との違いが目立ちますが、他の後期のイーグルスの曲を弾く限り、かなり忠実に努力をしているように感じます。(細かい事を言うときりが無いので!)

 TAKE IT TO THE LIMITでは、GLENNのヴォーカル!

 基本的には、イーグルスのライブでは、ソロの曲を余りやって欲しくないと考える僕ですが、DONのBOYS OF SUMMER, HEART OF THE MATTERの方が全然イーグルス的に感じるのですが!?

 そして何故か許せてしまう、JOEのソロ曲、FUNK#49 と続き、 この時点で会場は総立ち状態です。

 BAND JAMが始まった時は、WHICHY WOMANが来るかと思いましたが、HEARTACH TONIGHTでした。

 HOTEL CALIFORNIAのイントロは、ヨーロッパ公演のアレンジと同じくトランペットソロから始まり、GLENNのアコギにスポットライトが当たり、HOTEL CALIFORNIAのイントロと続きます。DON FELDERの白のダブルネックSGは拝めませんでした。JOEのギターは、HOTEL CALIFORNIAのプロモーションで使っていたものと同じ、サンバーストのテレキャスです。

 驚く事に、DESPERADOは演奏されませんでした。最後は、TAKE IT EASYで幕を閉じ、時間は、既に深夜1時を回っています。およそ75分のセットはあっという間に終わりました。時間の関係上か、殆どMCは無く、ぶっとうしの演奏でした。


 一晩の内に、色々なことがあり、頭の中は、興奮と感動とが混じり...

 NEW ALBUMについては、何も触れていませんでしたが、予定どうり進めば、半年後です。イーグルス単独でのワールドツアーが楽しみです。

 公演2日後にこのレポートを書いているのですが、今ごろになって疲れが出てきています。 もう年ですね!


THE EAGLES SET LIST
  1. SEVEN BRIDGES ROAD
  2. THE LONG RUN
  3. PEACEFUL EASY FEELING
  4. I CAN'T TELL YOU WHY
  5. TAKE IT TO THE LIMIT
  6. IN THE CITY
  7. BOYS OF SUMMER
  8. BLUES INTRO 〜 FUNK #49
  9. BAND JAM 〜 HEARTACH TONIGHT
 10. LIFE IN THE FAST LANE
 ENCORE 1
 11. TORANPET INTRO 〜 HOTEL CALIFORNIA
 ENCORE 2
 12. ROCKY MOUNTAIN WAY
 13. TAKE IT EASY
  

2002年2月5日

JACKSON BROWNE ライブレポート

 1月31日、JACKSON BROWNE ソロアコースティックライブに行って来ました。

 場所は、サンタバーバラという海辺の小さな綺麗な町に在る LOBERO THEATHER という観客動員数680人の小劇場で行われました。私達の席は、最後尾列 (20列目中央通路側)のミキサーの真横でした。(後にこの席で驚く事が起きました!)


 開演予定時間はPM8:00でしたが、少し遅れてのPM8:30ごろから公演が始まりました。( 普段のJBの公演ですと、時間ぴったりですが... ) 公演は2部構成で行われました。( SET LISTは、最後に書きます。)

 先ずはSET 1ですが、およそ1時間、JB一人でのステージで進行されました。

 最初の曲から、僕の大好きな「FARTHER ON」で始まり、3曲目には、新曲を初披露してくれました。以前のライブでは、新譜を作っているとしかコメントしていませんでしたが、今回は、書き下ろし状態でお披露目!新譜の発売が近いのですかね!?

 3曲目が終わると、「僕の友人を紹介したい。」と言い、DAVID CROSBYが登場しました!

 4、5分トークの後、なんと「JAMAICA SAY YOU WILL」のイントロを弾きだし、CROSBYはコーラスを担当し、二人で観客を驚かせました。1曲のみでCROSBYは去り、またソロとなり演奏が続けられました。

 基本的に曲目は、観客からのリクエストで決められ、殆どブッツケ本番状態です。驚く事に殆どの曲を覚えています。(途中コードのミスや歌詞忘れも目立ちましたが...)


 SET 1も後半戦に入った頃、家内が「DAVID CROSBYが、私の横に立ってるよ!」と言うので、横を見ると、ヒヨコの様な顔をしたCROSBYがミキサーの横に立ち、JBの演奏を楽しんでいます。

 いや、驚きです!


 1曲終わると、早々と楽屋に戻ってしまいました。そんな事も在りながら、あっという間に1時間は過ぎ、20分休憩になりました。

 休憩も終わり、再びJBがステージに現れ、続けて新曲2曲を披露しました。( 曲名は僕が勝手に歌詞から取っているので、本当に仮の名前です ) 3曲目からは、バンド ( G + B + D ) も加わり演奏が続けられました。


 SET 2の中盤辺りに、またまた、CROSBYがミキサーの横に現れたので、後ろから肩を叩き、「3月のCSN&Y サンディエゴ公演を見に行きます。」と私が一言いうと、ニヤっと微笑み握手をしてくれました!

 まん丸のヒヨコおじさんという感じで、とても愛嬌の在る人です。SET 2は、バンドも加わり、比較的新しめの曲が中心でしたが、SET 1とは雰囲気も異なりとても楽しませてくれました。


 アンコール2は、予定には無かったらしく、「未だ7分残っているから。」と言い、一人でのピアノの弾き語りで幕を閉じました。

 今回は、JB単独公演ということもあり、21曲2時間強、サンディエゴから往復720Kmの旅も苦に感じないほど、本当に充実した内容でした。


SET 1   1. FARTHER ON ( P )
  2. SKY BLUE AND BLACK ( P )
  3. HE WANTS TO SEE (仮)新曲 ( G )
  4. JAMAICA SAY YOU WILL ( DAVID CROSBYコーラス ) ( P )
  5. ROCK ME ON THE WATER ( P )
  6. TOO MANY ANGELE ( G )
  7. WALKING SLOW ( G )
  8. THESE DAYS ( G )
  9. LINDA PAROMA ( P )
10. TWO OF ME TWO OF YOU ( P )
20分休憩
SET 2   1. NAKED RIDE HOME (仮) 新曲 ( G )
  2. TIME (仮)新曲 ( G )
  3. THE BARRICADES OF HEAVEN ( G WITH BAND )
  4. IN THE SHAPE OF A HEART ( G WITH BAND )
  5. I'M ALIVE ( G WITH BAND )
  6. NEXT VOICE YOU HEAR ( G WITH BAND )
  7. BEFORE THE DELUGE ( P WITH BAND )
  8. THE PRETENDER  ( P WITH BAND )
  9. I AM A PATRIOT ( G WITH BAND )

  アンコ−ル 1
10. DOCTOR MY EYES ( P WITH BAND )

  アンコ−ル 2
11. ALIVE IN THE WOURLD ( P )
 
* 曲目の最後に在るアルファベット P & Gは、JBの演奏していた楽器です。  ( P = PIANO / G = GUITER )

2002年1月26日

イーグルス 2/26 ロスアンゼルス公演決定 !

 昨年の暮れから噂されていて、なかなか公には詳しいチケット発売日、購入方法など詳細が明らかになっていませんでしたが、本日、チケット発売日等発表されました。

 今回も7/28のダラス公演同様、また発売日の前日に正式発表というファン泣かせなやり方です。詳しい購入方法等は、下記参照してください。

 ダラス公演は、チケット発売直後2分で完売してしまいました。コンサートに行かれたい方は、気合を入れて発売と同時に購入する様ご検討下さい。ネット上のダフ屋やオークション等で購入する事も可能でしょうが、おそらく値段は$300 〜 $3,000.-位の価値に跳ね上がると思いますので、ご注意下さい。

 場所は、ロス空港近く、THE FORUMというアリーナです。このアリーナは80年にイーグルスが解散する前に最後の公演を行った場所です!

 今回の公演は、THE CONCERT FOR ARTIST RIGHTSと題し、アーティストの著作権を守る為の費用等を集める目的 (NAPSTARとの訴訟等にかかる費用などETC...)で、グラミー賞授賞式(2/27, ロスで行われる)前日に行われます。

 BILLY JOEL、STEVIE NICKS & SHERYL CROW等のゲストを交え、イーグルスがトリという形です。( BILLY JOELもみたいですね! ) DONは過去に、STEVIEのBELLA DONNAやSHERYLのアルバムにも参加しております。

 同日26日には、同チャリティーの募金を増やす目的で、ロス近郊、全部で5つの異なる場所で公演が予定されています。
 ( DEXIE CHICS / TRISHA YEARWOOD / PATTY SMITH / EMILIELOU HARRIS / OZZY OZBORNE ETC... )

 私自身も気合を入れて、明朝チケットが取れるよう努力します。幸運にもチケットが取れましたら、ライブのレポートをさせて戴きます。

イベント名  THE CONCERT FOR ARTIST RIGHTS
出演予定アーティスト  EAGLES
 BILLY JOEL
 STEVIE NICKS
 SHERYL CROW
日時  2/26 (火) PM 7:30 開演
会場  GREAT WESTEN FORUM  ( INGLEWOOD CALIFORNIA )
チケット  $40 〜 $175.-
発売日  米国PST時間 1/26 (土)am 10:00
購入方法  a) 電話予約: 1-213-480-3232
 b) インターネット予約: http://www.ticketmaster.com/
      アーティスト名: EAGLES又は EVENT名: ARTIST RIGHTSで検索してください。

      * インターネットでの購入をお勧め致します。

2002年1月11日

DON HENLEYの情報

 2002年春に発売予定の " SHERYL CROW " のニューアルバムに、DON HENLEYと彼女のデュエット曲が収録される予定です。
 曲のタイトルは、「 IT'S SO EASY 」だそうです。
 余談ですが、リンダの曲と同じタイトルですね!?

2002年1月8日

JACKSON BROWNE " ソロ アコースティックライブ " 決定

 またまたJBのライブ日程が金曜日に決まりました。詳細は、下記の通りです。

場所 LOBERO THEATRE  ( 680席のみの小さな会場 )
33 EAST CANNON PERDIDO
SANTA BARBARA CALIFORNIA 93101
( ロスから北へ120Km程の綺麗な海沿いの町です )
日時 1月31日(木)PM 8:00 開演
チケット $42.50
TEL 1-805-963-0761

 本日、私もチケット購入致しました。又、平日なので会社を休み、行って来ようと思っています。サンディエゴからは往復750Kmの道のりです。又、レポートさせていただきます。

 DAVID LINDLEYのツアー決定しています。

 南カリフォルニアのみの日程記載します。以下の通りです。

2/21 (木) BELLY UP TAVERN   SOLANA BEACH CALIFORNIA ( サンディエゴ郊外 )
143 South Cedros Ave.
Solana Beach, CA 92075
Tickets: $?       1-858-481-8140
2/22 (金) THE COACH HOUSE   SAN JUAN CAPISTRANO CALIFORNIA ( ロス郊外 )
33157 Camino Capistrano
San Juan Capistrano CA, 92675
Tickets: $16.50   1-949-496-8930


 初めてのDAVID LINDLEYです。南国気分を味わってきます。21日の会場の方が自宅からは近いのですが、余り会社は休めないので、22日の公演に行く予定です。COACH HOUSEは、一昨年の暮れに、JOE WALSHで一度行ったことのある会場です。小さなレストランパブです。こちらも、後日レポートをさせていただきます。


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